カラーコーディネート概論④
4回目ですね~。考えること多いな。
普段何気なく使っていた色にも、たくさんの意味がありました。
今回は、色相と色のイメージについてです。
色彩でできること
これまででやってきたことを簡単にまとめました。
○色のイメージを伝える、記憶させる
○メリハリをつける
○文章を読みやすくする
○ボタンへの誘導
○重要な情報を目立たせる
○情報を分離する
普段の生活やwebの世界において、色がどういった意味を持つのか簡単に書いてきました。
色のイメージ
今回は、色のイメージについてです。
もちろん個人差はありますが、人の七割は色について同じイメージを持つといいます。
赤:暑い、エネルギッシュ、情熱的、力強い
茶:重厚な、クラシック、紳士的、本格的、渋い
黄:陽気、楽しい、にぎやか、はつらつ
緑:新鮮、リフレッシュ、健康的、平和、落ち着いた
青:沈静、涼しげ、知的、クール
紫:高貴、優雅、気高い、セクシー
橙:元気、陽気、華やか、活動的
白:清潔、純粋、クリア、機械的
黒:高級、重厚、モダン、フォーマル
灰:大人の、都会的な、洒落た、バランスのとれた
茶色ないのほんとにむかつく
大体の人がこんなイメージですかね、簡単に書き出してみました。
でも色にはいいイメージだけでなく、マイナスのイメージもあると思います。
これも簡単に書き出してみます。
赤:幼稚、下品、過激、危険
茶:古い、地味、目立たない
黄:軽薄、未熟
緑:青臭い、おとなしい
青:冷淡、消極的
紫:悲哀、秘密、下品
橙:安っぽい、大衆的
白:空虚、虚しい、軽薄
黒:陰気、不吉、不機嫌
灰:控えめ、平凡、曖昧
良きも悪きもあるのです。
デザインにおける配色のバランス
○たくさんの色を使いすぎない
コーディネートと同じ、3色以内にまとめるのがキーだと思っています。
○テーマカラーを決める
サイトに応じて、どんなイメージを持たせたいのかをあらかじめ決めておきましょう。
テーマカラーで、大体のイメージを持たせます。最後までぶれないことが大事。
その後、ベースカラー70%、サブカラー25%、アクセントカラー5%を決めます。
割合はあくまでも理想です。
テーマカラーがそのままベースカラーになるのが一般的かも。
テーマカラーは高彩度色はお勧めしません。うるさくなる。
高彩度色はアクセントカラーくらいにしておくのがよき。
なので、できるだけ少ない面積のアクセントカラーで、インパクトを与えられるような配慮も大切。
実はこのアクセントカラーがユーザーのイメージに直結するんじゃないかと考えています。
ターゲティングも大切です。
男性向けサイトがまっピンクやパステルカラーだったら、少しイメージと違うといわれても仕方ないかもしれませんし、、、
ターゲットにもよりますが、色のイメージが大切なのです。