SEOの話-サマリの文章を響かせろ!
さ、前回に引き続き、今回は文章のブラッシュアップについて紹介していきます。
お客様に響かせるテクニック
①「ありきたり」になっていないか?
"当店の野菜は新鮮です。"
チェックワードは…「だから何?」
理由(なぜ新鮮なのか?)
↓
新鮮な野菜です
↓
結果(新鮮だから何なのか?)
真ん中の部分だけ取り入れがち。きちんとその前後にある理由と結果も記載しないと、ただ新鮮なだけのキャッチになってしまいます。「で?」ってなっちゃう。
②言葉を強くする
弱い言葉と強い言葉について、知識があるとぜんぜん変わってきます。
弱い言葉
ありきたりな表現
あいまいな表現
イメージが簡単にわかない表現
強い言葉
イメージがわきやすい表現
インパクトがある表現
響き、リズムのいい表現
では、どうやって言葉を強くしましょうか。
それは、弱い言葉を基準にして、スライドしながら適切な「強い言葉」を見つけていくのがやりかたのひとつです。
例
おいしいです
↓
とにかくおいしいです!
↓
口の中でとろけるおいしさ!
1日30個製造
↓
1日30個限定!
↓
1日30個しか作れない!
ポケモンの進化的なかんじ
③数値化
曖昧な表現を数字にしてアピールします。
・具体的に特徴を伝えられる
・よりリアルな状態を伝えられる
・信頼感、イメージが伝わりやすい
例
リーズナブル→○○円
豊富な→○○種類
経験と実績の→創業○○年の
④リズムを良くして、テンポを意識
"誕生日と記念日コースは、当店でも大人気です。"
上のように、キーワードの組み合わせを一文にすると、リズムが悪くなることも。
そこで使用したいのが「体言止め」
なつかしの「体言止め」
誕生日、記念日コース、大好評!!
俳句みたいになってしもた
⑤二義的な文章は使わない
二義的とは、根本的でないさま。それほど重要でないさま。二次的ってことをいいます。
"きれいな落ちついた雰囲気の、ブルーを基調にした店内"
これだとなんかぱっとイメージがわきにくいらしいので、
(1)「かかる言葉」と、「受ける言葉」を近づける
(2)「かかる言葉」を、長い(文字列の長い)順に並べる
(3)重要な言葉ほど前におく
(4)誤読されやすい言葉は近づけない
これに基づいて並べ替えます。
"ブルーを基調にした、落ち着いた雰囲気の店内は、、、、"
⑥お客様にとっての価値を加える
"宴会コースは3000円!"
これだけだと、「どんぴしゃ」のターゲットにしか伝わりません。
さらに「お客様にとっての価値」を加えることで、共感を得ましょう。
+3時間個室でゆったり
+お酒は幻の、、、
+酒の肴は、、、
⑦受動形は能動形に
受動形:動作主が曖昧になりやすい
能動形:文が短く、わかりやすく
他にも未完結な文章にしたり、話しかけ、問いかけ、投げかけテキストなどがあります。
軸やターゲットをもとに、文章の雰囲気や書き方を工夫してみましょう。