PHP構築実習②-基本的な要素
PHPの基本的な書き方。HTMLに実装します。
PHPタグを使う
HTMLでは、
<?php (命令) ?>
この形でPHPの記述がなされます。
これをPHPタグといいます。
実際に画面に表示する時には、Apache経由でPHP言語をHTML言語に変換する必要があることが分かりましたので、HTMLとPHPの記述に関してはあまり難しくないかも知れません。
では、要素のいっちゃん簡単なヤツをいくつか説明します。
1.文字列
PHPの世界では、文字列を表現するために、
” ” もしくは ’ ’
を使います。
このダブル/シングルクォーテーションで囲むことで、PHP言語に文字を認識させることができます。
2.エコー命令
Cでいうとprintf的なヤツです。出力命令。
<?php
echo "hello,PHP!";
?>
このように使います。
hello,PHP!
これが出力結果になります。
文法ルールは、
○命令の右側にある文字列のみが出力の対象
○複数の文字列は渡すことができない
○ドットをはさむとその両端の文字列をくっつけられるので、出力可能
3.セミコロン
;←こいつです。
プログラミングでは、だいたい文末にセミコロン必須ですね。
例外なしに、PHPも必須です。
これが抜けていることによるエラーは頻発しますし、ケアレスミスなだけに、結構へこみます。
これを踏まえたうえで、
「こんにちはPHP」と出力するプログラムを書いてみます。
無事にHTMLで出力されました。
コメントアウトについては、
HTMLでは<!--コメントアウト-->
ですが、
PHPタグ内では、プログラミング同様、
//行コメントアウト
で行います。
複数行の場合は、
/*複数行コメントアウト*/