Wordpress⑥-本番サーバーへアップロードする
ここまで作成してきましたが、
実はインポートとエクスポートで移設しても、
テーマやカスタマイズは反映されません。
Wordpressのメインは「記事」ですので、
まじで「記事」の部分しか移行してくれない。
固定ページとか投稿とかしか移行してくれない。ふつうにバグかと思ったけど、世の中そんなに甘くないことを実感。
- 本番サーバーにBlog を移設しよう
- (1)FTP を使って本番サーバーにアップロード
- (3)サーバー上でWordPress のインストール
- (4)元Blog からエクスポート
- (5)加工
- (6) 本番サーバーのダッシュボードからデータベースのデータをインポート
- (7)インポート後のゴミ片付け
- インストールで問題が発生したら?
本番サーバーにBlog を移設しよう
localhost で完成させたBlog を本番サーバーに移築します。
WordPress の情報は
フォルダ、
wp-config.phpファイル、
データベースのテーブル
以上の3つに分散されており、この3つ全ての面倒を見てあげることがWordPress の移設作業となります。
手順
1. フォルダのコピー
2. 本番サーバー上でのWordPress のインストール
(インストールすることによってwp-config.php が作成されます)
3. データベース内情報(テーブルの中身) もコピーする必要がある
エクスポート(輸出)・インポート(輸入) 機能によって行う
この3つを7ステップの手順で順序よく行っていきます。
(1)WordPress 本体と記事の画像素材等のファイル一式のコピー
(2)サーバー上のWordPress に対して、書き込み権限を与える
(3)データベースとBlog の基本情報を設定する
(4)(5)(6) Blog の記事情報を移設する
(7) 不要なデータをダッシュボードから削除する
移設していきましょう。
(1)FTP を使って本番サーバーにアップロード
まずはレンタルサーバーを借りてください。あとwinSCPも落としてください。めんどくさくてだんだん投げやりになってきました。
winSCPを使用しますが、他のはよく分かりません。すいません。でもたぶんやることやれば他のでもできます。他のでもできそうな感じで書いていきますので見てみてね。
他の方の記事ですので掲載はできませんが、
winSCPで検索するとかなり詳しく手順を書いてくださっている方がいらっしゃいますので、そちらを参考に落としていただけるといいかと。
winSCPを持っていて、レンタルサーバーも借りてて、かつ使い方がなんとなく分かる前提で進めますね!!!めんどくさがりでごめんね!!!
はい、では手順に移ります。
サーバー側
[右クリック] - [新しいディレクトリ] - [ディレクトリ]
ワードプレスのフォルダを新しく作成します。フォルダ名がurlの一部になるので、面倒なのはやめたほうがいいよ。
(ここではwpというフォルダにしますので、wpと記載します)
wp フォルダの中にlocalhost の、
ワードプレスの解凍後に作った(WPの任意の名前)フォルダをまるごとコピー
この(WPの任意の名前)フォルダは、序盤でxamppの中のhtdocsにぶち込んだアレです。コピぺで結構。
そして今回は、winSCPで設定したはずのホスト名がそのままドメイン的なアレになるので、きちんと覚えといてくださいね。
本番サーバーのドキュメントルートについて
XAMPP でのドキュメントルートはC:\xampp(XAMPPの任意のフォルダ名)\htdocs に設定されていました。
本番サーバーでは、それぞれが独自のドキュメントルートもつように設定されています。
この段階でまずは、本番サーバーにおけるディレクトリ構造を確認しておきましょう。
できれば、URLを自分で組み立てられるようになっていてほしい。
(2)ファイル・フォルダへの書き込み権限を与える
WordPress のプログラムが自由にファイルへの書き込みができるように(WPの任意の名前)フォルダ全体に許可を与えましょう。
winSCPの場合、(WPの任意の名前)フォルダを右クリックし、
プロパティを設定する
W の列に全てチェックを付け、
同じパーミッション/グループ/所有者を再帰的に設定にもチェックを入れましょう。
この、同じパーミッション/グループ/所有者を再帰的に設定とは、
このフォルダ以下の全フォルダ・全ファイルに同じ設定を適用する
という意味です。
(3)サーバー上でWordPress のインストール
※注意
インストールの前に、サーバー上のwp-config.php ファイルを削除しておいてください。
wp/lesson1/wp-config.php
このファイルがあるとインストール済みとみなされ、インストーラーが起動しないためです
そんでもって、本番サーバからwordpressをインストールし、
投稿と固定ページ以外をカスタマイズします。
(4)元Blog からエクスポート
http://localhost/(WPの任意のフォルダ名)/wp-admin/
ここにアクセス
[ダッシュボード] - [ツール] - [エクスポート]
すべてのコンテンツを選択して[エクスポートファイルをダウンロード]
.xml ファイルが手に入るので、テキストエディタで開きます。
(5)加工
URL の書き換えが必要です。
なぜなら、localhost は常に自分のPC を指すため、インターネット上では無効であるからです。
localhostの部分を、自分のドメインに書き換えましょう。
テキストエディタの置換ツールを使って作業を行うと楽。
箇所も多いので、一発で置換できます。
(6) 本番サーバーのダッシュボードからデータベースのデータをインポート
[ダッシュボード] - [ツール] - [インポート]
インポート元のシステムとして、 WordPress のところにある
[今すぐインストール] をクリック
サーバーのID/パスワードを聞かれる画面になるので、
自分が使っているサーバーのデータを入力しましょう。
[開始]
↓
「インポーターの実行」を選択
WordPress のインポート
WordPress eXtended RSS (WXR) ファイルをアップロードすることでインポートできます。
投稿、コメント、カスタムフィールド、カテゴリー、タグあたりしかできないと思います。テーマとかカスタマイズはたぶん対象外。
[選択...] から、エクスポートした.xml ファイルを指定、
[ファイルをアップロードしてインポート]
WordPress のインポートの画面はいじらなくても問題なさそう。てか私は触ってない。
[Submit]で送信
(7)インポート後のゴミ片付け
WordPress インストール時に自動的にできるサンプル記事を削除するなり編集するなり煮るなり焼くなりコロ助ナリ
画像が見えない人は、.xml ファイルの置換ミスが考えられます
残念ながら再インポート作業は行えないので、
その際はそれぞれの記事のソースを一つづつ修正する必要がありますがクソめんどい。
インストールで問題が発生したら?
以前と同じテーブル接頭辞を指定した場合
次のエラー画面になります。
// すでにインストールされています
すでに WordPress をインストール済みのようです。再インストールするには、
まず以前のデータベーステーブルを削除してください。
[ログイン] //
再度最初からインストールをしなおしましょう
再度インストールするには
1. フォルダの中にある wp-config.php を削除してください。
このファイルはインストール後に自動生成されるものなので、
これを削除することで「インストール前」の状況に
戻すことができます。
2. WordPress のURL にアクセスすると、
http://localhost/lesson2/
インストール画面が表示されます。
インストール手続きを進めて下さい。
3. テーブル接頭辞は以前のものは「使用済み」になるので、
末尾を変更するなどして、別のものを指定してください。
Wordpress、おつかれさまでした。