コピーライティング概論②-キャッチコピーをつくる上での考え方
では、今回は「キャッチコピー」について、フォーカスしていきます。
【キャッチコピー】
キャッチコピーの機能と役割
見込み客の興味をつかみ、ボディコピーへと読み進めてもらうこと。
まずは見込み客の目線に立って考えていくことが大切です。
【例】経理ソフトのキャッチコピー
A:出来る経理マンのパートナーです。
B:計算時間を半分にする方法があります。
見込み客の経理マンをリサーチし、「欲求」をより満たすキャッチはどちらなのかと考えると、
Aはあまりにもありきたりではないかなと考えられます。
Bのほうが、続きが気になる感じもありますし。
先日書いた、「サマリ文のつくりかた」とほとんど同じ考えかたっぽい感じします。
さて、
見込み客の立場へのアプローチは基本的には2つしかないといわれています。
1.快楽を得るため
2.苦痛を避けるため
人間の欲求に触れられるコピーを作るためには、
まずはリサーチしてターゲットの欲求を知り、最終的にこの二つに絞ったかたちの文章を作れば基礎は成り立つらしい。
キャッチコピーにはいくつかの典型的な形があります。
ざっくりと7つの型にわけて紹介していきます。
1.証言型
○○するだけで、○○になりました
→実際に顧客が行っているかのように見せる
2.質問型
○○することで、○○できるって本当?
→実際に顧客が質問しているかのように見せる
3.提案型
○○で、○○できる方法があるのですが
→実際に顧客に提案しているように見せる
4.断定型
私に○○してください。そうすれば、○○できるようになります
→「私にまかせればこうなりますよ」と、断定する
5.限定型
○○で○○したいあなたへ
→最初からターゲットを断定する
6.教育型
○○するために、○○する必要はありません
→見込み客に教えるように語り掛ける
7.予言型
もし○○しなければ、○○になります
→私の言うとおりにすれば、こうなりますよ
さて、基本的な7つの形を上げてみましたが、
なんか怪しく感じるwwwww私だけ?wwwww
この基本の形から、この怪しさを払拭するのがコピーを作るってことなんやろなあと思いました。
実際にこの7つの型を使って、例として英会話教材のキャッチを作成してみます。
【例】英会話教室の7つのキャッチコピー例
1.証言型
英語が苦手な私でも、
字幕なしで映画がみられるようになりました
2.質問型
字幕なしで映画が見られるようになるって本当?
3.提案型
たった一ヶ月で
映画を字幕なしで見られるようになる方法があるのですが
4.断定型
私に一ヶ月いただければ、
映画を字幕なしで見られるようにして見せます。
5.限定型
たった一ヶ月で、字幕なしで映画を見られるようになりたいあなたへ
6.教育型
字幕なしで映画を見るために
何ヶ月も英語を勉強する必要はありません
7.予言型
一ヵ月後、あなたは字幕なしで
映画が見られるようになります
なんかなーwwww怪しく聞こえてしまうwwwwww