カラーコーディネート概論③
次は心理的効果について。
街中やwebにおいての色の価値について考えます。
色の心理的効果
暖色と寒色
赤やオレンジ、黄色などが暖色。温かみを感じられる色。
反対に、青系の冷たそうなのが寒色。サーモグラフィーとかみるとすぐわかりそう。
緑や紫はどっちにも属さない、中性色といいます。
進出色と後退色
暖色(明るい色)は、飛び出して見える。→長波長
寒色(暗い色)は、奥に引っ込んで見える。→短波長
これは色の波長が関係しているらしい。学生時代にスペクトルとか習ったけど、なんか関係ありそう。
膨張色と収縮色
早口言葉かよ
キーポイントは明度です。
最も大きく見える色は白、
反対に最も小さく見える色は黒。
女の子の洋服選びでも、気にしてる人多いですよね。
色使いがうまい人だと、上手に明度とか彩度とか気にして体型カバーしてそう、、、
余談ですが、碁石はこういった理由で0.3ミリ白い碁石のほうが小さめに作られています。
やわらかい色とかたい色
明度と彩度が関係します。
明度が高く、暖色系の色はやわらかい印象を与えます。
→ペールトーン、ソフトトーン、ライトトーン
反対に明度が低く、寒色系の色は堅い印象を与えます。
→ダークトーン、ダークグレイッシュトーン
軽い色と重い色
軽重感(けいちょうかん)というらしい。
明度が高いと軽く、明度が低いと重く見える。
webページの背景は白が多い。白よりも重い色がヘッダーに行きがちなので、目線を集めることにつながる。
興奮色と沈静色
色相と彩度が関係してきます。
興奮色は彩度の高い暖色系の色
バファリンのパッケージが真っ赤だったらなんかいやじゃないですか、そういうことです。
反対に沈静色は彩度の低い寒色系の色
松岡修造のテーマカラーが真っ青だったら、、、それはそれでちょっとありかもしれない