カラーコーディネート概論②
まだまだ続くカラーコーディネート概論!
配色の基本的な技法
アクセントカラー
少しの面積でも十分にインパクトを与え、ワンポイントとして使用できる色。
まとまりすぎてしまった配色に焦点を与えられる。
これがあると全体の印象が一気に強くなります。
色相、トーンが対照的で、特に明度差のある高彩度色が使われがち。
対象のどこに入れても良いです。
セパレーション
配色が強烈過ぎて見苦しいときや、逆に配色がぼけて見えるときに,
境界部分に別の色を加えることで、調和を得る方法。
ほかの色を引き立てるための色という意味合いなので、アクセントカラーとは違うらしい。あくまでも、脇役。
明度差のある無彩色や、低彩度の有彩色がお勧め。
グラデーション
段階的に、リズミカルに色の諧調を変化させること。
多色配列と呼ばれます。
色相のグラデーション
トーンのグラデーション
明度、彩度のグラデーション
いろいろな種類があるので、使いたい色に応じて使い分けていきましょう。
混色とweb出力
RGB→加法混色
レッド、グリーン、ブルー
PCモニタでは加法なので、混ぜれば混ぜるほど明るくなっていく
CMYK→減法混色
シアン、マゼンタ、イエロー
Kは黒のK
印刷では黒が準備できないので黒は別になるので、
インクでも黒だけは別で用意される
webセーフカラー:OSやコンピューターなど環境の違いによらず、216色でブラウザの表示を一定にすること。古いモニターとかだと、色の誤差が出がちらしい
身の回りにおける色使い
視認性
注意を向けて対象を探すときの発見しやすさを言います。
看板とか注意喚起とか
周りとの明度差が重要な要素となります。
可読性
文字、数字の読みやすさ、対象の理解しやすさ
背景と文字の明度差がポイントです。
誘目性
注意を向けていない対象の発見されやすさ
有彩色かつ高明度
道路標識なんかがそうです。
識別性
複数対象の区別と認識のしやすさ
メトロの路線図とか!
関係ないけどメトロの路線クイズに強くなってきました。だいぶ覚えてきた。
さて、あと4,5回位は色の勉強かな。