webマーケティング概論1−2
八代亜紀の舟唄まじかっけ〜〜〜〜〜〜〜
はい。
前回の続きです。
webの価値を考える
今回はwebの価値を考えます。
webはターゲティングメディアです。webを使う人はSNS等とは違い、目的を持って利用する人がほとんど。
なので、
webサイトを利用する人が何を目的としているかを考える。
その価値を考えて、理解しないと提供もできません。
では、メリットとデメリットを考えていきます。
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web利用のメリット
○無料(広告費でまかなえる)
○手軽(手軽でなきゃwebじゃない!)
○誰とでもつながれる
○見やすい(デザイナーがいるからね)
○匿名性(良くも悪くも)
○遠くのものも簡単に入手
○エコ
○豊富な情報量
○すぐに使える
○共有が可能
○比較が簡単
○使う人を選ばない
○ログが残せる(蓄積される)
○リアルタイム
○発信、交換もできる
○GPSなど
めっちゃ挙がった〜グループワークやべえ
ここで挙がったことの大半は、
みんなが当たり前だと思って居ること。
しかし、
応答の速さや、検索ができることなどは挙がりませんでした。
なぜなら、みんなが普段、当たり前だと思って居るからです。
当たり前のことが当たり前にできなければ、利用者は減っていきます。
では反対に、デメリットを考えます。一般ユーザの不満が大爆発します。
web利用のデメリット
○プライバシーが守られない
○情報が豊富過ぎて選べない
○検索しないと見てもらえない
○通信料など見えないお金がかかる
○端末によって見え方が一律ではない
○素人には信憑性の判断が難しい
○ウイルス感染
○電波や電源がないと使えない
○ネット依存
○保存され辛い
○後回しにされやすい
○シニアには難しい
○幼い子の利用リスク
○決済にハードルが低い
○スマホばかりでキーボードがたたけない
○「見て」「触って」ができない
○「軽い気持ち」で取り返しがつかない
○読みづらい
○埋もれやすい
○ブルーライト、疲れ目
これもすごい数wwwwww
メリットもデメリットも死ぬほど挙がりましたが、
デメリットを解決する策を考えます。これもマーケティングのうち。
デメリットの解決策を考える
面接みたいですよね。あらかじめ質問を予測しておいて、答えを準備する的な。
例を挙げていくつかピックアップします。
○保存されにくい→繰り返し告知する
簡単なのは広告。それも、出す相手を考える。
たとえば、過去にそのサイトを訪問したことある相手を解析し、ピンポイントで表示します。
メルマガも、必要な内容であれば一日数度送る。
そのしつこさが許されるのが、webです。
でもしつこい男は、嫌われます。
○比較検討されやすい→選ばれる理由を考える
比較や検討が激しいweb業界。ここで勝ち残るには何が必要かを考えます。
お客さんが何を理由に選んでくれるのかをしっかり認識することが重要。自分の売り出したいものの価値はどこにあるかを理解することが大切。
「なぜそれを選ぶか?」を認識しよう。
○可読性が弱い→レイアウト、フォント、表現力
写真やロゴをうまく使うことや、商品名や原産をわかりやすくするなど、まずはそのサイトに長く居座ってもらうための工夫は必要です。
一人で搾り出すのもよし、グループで話し合うのもよし。
○実物が見られない→豊富な情報、表現力
たとえばアマゾンの「30日間返品ok」など。
お客さんが商品を購入する上でのデメリットやリスクをすべて払拭するような仕組みになっています。いや、でもアマゾンのリスクが高くない?これ。
○後回しにされやすい→背中を押す
なんだかな〜実際にお店に買いに行くわけじゃないんで、あんまり購買意欲が湧かないのが現実らしい。
「残りわずか」「あと2席」など、後回しにできない理由を考えることが大切。
アパレルと同じで、背中を押す工夫がwebにも必要です。でもそのぶん、背中を押すことに失敗した時のリスクは甚だしいらしい。こわ。
マスメディアは不特定多数ですが、
正反対に、webはターゲティングメディアです。たぶんさっきも言った。
不特定多数ではなく、性別や年齢、エリア、価値観など、どの人をターゲットにするかを考える必要があります。
競合が少ない場所をターゲットに選ぶことや、ファーストビュー(スクロール前のページ)でいかに心をつかめるかも戦略の一つになってきます。
最後に、webページの構成をざっくりと考えます。
webページの構成の仕方
例えば、ある通販サイトではこんな作りになってます。
トップページ
↓
一覧ページ
↓
詳細ページ
↓
カートページ
(このページのファーストビューで”買う”ボタンがないと、通販サイトとは判別されないようです。)
↓
フォームページ
↓
確認ページ
↓
完了ページ(サンクスページ)
通販サイトの場合、完了ページにいくことがコンバージョン(成果)になります。
また、
どのページをメインに集客するかで、お客さんの動向が伺えます。
トップページにくるお客さんは検索サイトで指名検索をしている。
もしくは、検索したい内容のキーワードが合致しているので、競争率は低いが、購入までのステップが長い。
一覧ページにくるお客さんは、カテゴリー名で指名検索。
詳細ページの場合は、商品指名検索。
商品指名をする場合が、いちばん購入までが近い。しかし、「他のサイトで扱ってないかしら」という理由で、離れる人もまた多し。
ざっくりとですがこんな構成。素人には違いがわかりませんでしたが、今後着目点を変えて、マーケティングのしてんからネットサーフィンするのもありやなって思いました。
結局何が言いたいかというと、
感じるな、考えろ。